あなたの推しはどこから

ライブ感想だけのブログもあれなので、自己紹介をかねて私の推しさんの話をします。

 

エピソードとかのネタバレもありますので読まれる際は自己責任でお願いします。

 

 

そのまえにゲームについて軽く触れておきます。

 

そもそも「CUE!」とは

www.cue-liber.jp

『小さな声優事務所を舞台に、声優のタマゴたちの大きな挑戦が始まる…』

この一文で大体伝わると思いますが、われわれプレイヤーは声優事務所「AiRBLUE」マネージャーとなり、所属する新人声優16人とともに声優としての成功を目指して奮闘する、という設定です。

この16人は、4人ずつ、4つのユニット(Flower, Bird, Wind, Moon)にわかれて活動をしていくことになります。また、彼女らは全員一つの寮で共同生活を送り、寝食を共にしながらユニットとしての絆を深めていく…とそんな感じでストーリーは進んでいきます。

 

まあこういうのは他の人がどっかに書いてくれてるでしょ

 

以下はCUE!をまだよく知らない人が読む文章ではないと思うのですが、最低限上の太字の部分だけでも覚えておいてくれると話が早いです。

 

 

推し① 宮路まほろ

www.cue-liber.jp

 

まずは公式で上がっているキャラ紹介動画をご覧ください。

 

www.youtube.com

お前誰だ?と。ゲーム内でマネージャーに接する態度とは全く違うんですよね。

これを読んでいる新規のみなさん、どういうことか気になったらゲームを始めよう。

 

 

 

端的に言うと、宮路まほろを推す理由として一番に上がるのは「キャラクターを演じる力」なんですよね。

知っての通り、マネージャーやAiRBLUEの声優の前でははっきりとした物言いをする一方、SNSなどでは(過剰なまでに)声のトーンを上げて(過剰なまでに)愛想を振りまいたりかわい子ぶってみたり、かたや業界の人(特に立場が上の人)の前ではいち声優として居住まいを正して振舞うとか、コネのためにオフの日も一日奔走するとか、とにかく自分のいる場所いる場所で適切なキャラクター、適切な「宮路まほろ」を作り上げる。

いわゆる「ギャップ萌え」ではなくて、自分に求められることを理解して演じるという、役者としての意識の高さが、私にとっての彼女の大きな魅力の一つです。

 

 

これに関連して、宮路まほろ、頭がいいんですよ。私は頭がいい女が大好きなんです。

頭がいいといってもIQが高いとか記憶力がいいとかそういうたぐいの話じゃなくて、機転が利くとか言葉がすらすら出てくるとか、いわゆる「頭の回転がはやい」というニュアンスです。

これを象徴するエピソードを1つあげましょう。

 

それは「孤独ノスゝメ」カードエピソード。これ、たぶん大体のオタクはただ「孤独のグルメやんけwwwww」と一笑に付すものだと思うんですが、私このエピソード結構好きなんですよね。

仕事終わりにお腹がすいたまほろが、行列店の横にひっそりたたずむ小さなお店に入ってラーメンを食べる、ただそれだけのエピソードなんですが、ラーメンを食べてる最中に感想を(心の中で)あーだこーだとつぶやきながら食べるんですよね。さすが彼女の好物なだけあってそのこだわりにも感服するわけですが、「何がおいしい」「何がすごい」こういう感想をいちいち具体的に述べるんですよ。もうね、こういうの本当に好きなの。誰も聞いてないけど、ただ自分の中で消化するために、頭を回して言葉を産みだす。こういうのは本当に頭がいい人間しかしないし、頭のいい人間はこういうことほんとにするんですよ。リアリティも相まってすごく心に残ったエピソードです。

ちなみに、このエピソードはこれまでとはまた違った宮路まほろも見れるんですけど、それはぜひ皆さん自身に読んでいただいて。これも私がこのエピソード好きな一因です。

 

 

長いね。長いけどもうちょっと付き合ってね。

 

 

ここまではまだ序の口です。宮路まほろの魅力はWind4人でいるときにより一層輝きます。

 

宮路まほろの頭いいエピソードとして、多くの人が挙げるものといえば、「CUE Screening Party トッケン」のイベントエピソードがあります。作品になぞらえて、心霊スポットを巡る宣伝用の配信番組を撮影している最中に本当に心霊現象が起きる、というドッキリ(ここまでが特典映像の企画)がWindの4人に対して行われるわけですが、なんとこのドッキリを見破り逆ドッキリを仕掛けるということを宮路まほろはやってのけるのです。もうこの時点でスタッフやマネージャーよりよっぽど頭がいい。

 

ですが、特典映像ということを知っていて、なお逆ドッキリを仕掛けようと彼女は思ったのか? 求められるものは「キャー!」と驚く宮路まほろではないのか?

 

理由はひとつ。同じWindのメンバーである日名倉莉子が「配信番組とはいえMCができてうれしい」と述べていたのを虚仮にされたと感じたからです。莉子はラジオパーソナリティをやることを夢に見て声優を目指しているキャラクターですが、ドッキリを種明かしされたときに「この企画が嘘だったらやだな…」とひどく不安に思います。

宮路まほろは仲間のために、自分の信念を曲げてでもドッキリ企画をひっくり返すリベンジを計画したのです。わかりますか? 場面場面に応じてキャラクターを使い分ける、ある意味では淡白な性格とも取れる彼女は、仲間のために自分にできることを最大限やれる人間なんです。

このエピソードのほかにも宮路まほろが出てくるエピソードってたくさんありますが、その中のどれをとっても、彼女の仲間への想いにあふれたやりとりを垣間見ることができます。ちょうどこの間実装された夜峰美晴マネジメントのまほろとの友情エピソードはぜひ見てくださいね。私は解釈の一致に思わず腰を抜かしました。

 

 

推し② 九条柚葉

www.cue-liber.jp

 

youtu.be

 

九条柚葉さん、かわいい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

いやもう笑顔がはちゃめちゃにかわいい。彼女の魅力はマジでこの笑顔に尽きる。「満面の笑み」とはまさに彼女のためにある言葉だといっても過言ではない。九条柚葉の笑顔はまだガンには効かないが、そのうち利くようになる。

 

最初はね、そんなつもりはなかったんですけど、ただひたすらかわいいを浴びせられ続けるので体が耐えられなくなって推しが増えてしまいました。推しになったとは言ってもただひたすらかわいいを浴びせられ続けることに変わりはないのですが、九条柚葉さんは自信をもって「かわいい」といえるので推し甲斐があります。BDと限定で結構もっていかれたけど。

 

 

 

まあ、かわいいには個人差があったりするので彼女のかわいいだけではない魅力もお伝えしたいです。

 

彼女が笑顔を絶やさないのは、いろいろな物事にまっすぐ向き合って、それを楽しむことができるから。ユニットリーダーの誕生日に実家の定食屋を手伝うのも、屋上の家庭菜園で野菜を収穫するのも、雨の日に街の音や自分の声が少し変わって聞こえるのも、寒い冬に公園の池に氷が張っているのも、彼女はその考え方をちゃんと理解して、心の底からの笑顔で楽しむのです。もちろん、未知の体験には不安や恐怖も付きまとうこともありますが、彼女にとって未知とは「ワクワクするできごと」以外のなにものでもなくて、純粋に楽しもう、楽しみたいという気持ちがどんどん膨らんでいくのです。

 

そんな笑顔に隠れた彼女の性格や人生観がひときわ表に出たのがSeason1.2「カレイドスコープ」ですね。AiRBLUEの仲間がオーディションの監督から鋭い言葉を浴びるのを聞いて、「あんなのは楽しくない」「どんな仕事も楽しく生きるための手段であるべきだわ」「私の人生の目標は楽しく生きることよ」と同じユニットBirdの最年長、赤川千紗に告げる場面があります。まさに上で言っていた通りなのですが、彼女のこういう姿勢にすごく惹かれました。しかし、それだけでは成り立たないのが声優の世界。その厳しさをユニットの中では一番実感している千紗からなだめられると、その考え方も理解して千紗に敬意を伝えるのです。極めつけに「私、笑顔には自信があるの!」と締める。これが私なりの答えなんだと。

 

 

で、ちょっと長くなっちゃったのでまとめるんですけど、他人の考え方を尊重し、理解しようとする、そしてそれを自分の楽しみに変えようとする、そんな彼女の懐の深さこそ九条柚葉を九条柚葉たらしめる一番の行動原理なんだろうなと思います。それが表出するのが満面の笑顔。かわいくて、でもとっても奥が深い彼女のパーソナリティに、今では毎日元気をもらっています。

 

 

 

それはそれとして、先ほどのSeason1.2からメインエピソードはまだ更新されてないんですよね。このエピソードを経て、九条柚葉はどのように変わっていくのか、あるいは変わらずにいられるのか。私はそれが見たいのです(キリン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、以上オタクの推し語りでした。

 

え?一人足りないって?これは「推し」語りであって「好き」とは違うんだよ。

そのうち書きます。最近オーディションが解禁されたあの大悪魔の話です。