CUE! についての話 後編

乳酸菌です。

4th Party 「Forever Friends」お疲れさまでした。ちゃんと感想を書こうという気になったのでつらつらと書きます。

 

 

いつものようにセットリストを追いながら1つ1つ感想を書いていくのもいいんですが、当日のライブを終えたときの気持ちをちょっと書かせてください。

 

 

前の記事で「CUE!は死ぬんだ、CUE!の世界は消えるんだ」とかなり激しい言葉をぶつけていたのですが、実際そんな激しい憤りだったり悲しみだったりは全く抱きませんでした。むしろ「CUE!の世界にいる自分」も綺麗さっぱり消えてしまって、物語がエンディングを迎えたような、すごく晴れやかな気持ちでした。実際にコンテンツの終わりではあるのですが、ライブ中のMCパートでは当たり前のようにこの先も世界は続いていく、そういう空気でキャラクターたちは生きていました。というのはひしひしと感じました。

その中で鍵になったのは「区切り」という概念です。高校を卒業するとか、大学を卒業するとか、年齢も立場も違うAiRBLUEの声優16人には、その区切りというのはバラバラなタイミングでやってきます。今回で言うと舞花が高校を、まほろが大学を卒業したタイミングだったようですが、過去を振り返る、未来を想像するときに、この「区切り」というのが人それぞれにあって、それについて各グループが、各キャラクターがどういう気持ちを持っているか。そんなストーリーだと感じました。もっと詳細な感想はあるんですが、それは後ほどにします。

現実の私たちにとってはこのライブがラストであるという「区切り」を迎えているところで、このようなテーマでストーリーが紡がれていくのは、丁寧というかリンクさせすぎというか、制作サイドの覚悟が伝わるストーリーでした。

 

 

さらに、極めつけとして「CUE!」というコンテンツの「区切り」も劇中で向こう側から提示してくれたと思います。それが「私たちは、声優です。」という言葉。

もともと次世代声優育成ゲームという触れ込みで始まっており、最初に出会ったときの彼女たちはまだ「声優のタマゴ」でした。ホームページにも書いてあるし、全員共通の☆2カードにも【声優のタマゴ】というタイトルがついています。そんな彼女たちが、言葉にして、「私たちは、声優です。」と言えたこと。これは「声優育成」というコンテンツのテーマにおける「区切り」です。卒業や進学、就職、といった外から見て明確な変化があるようなものではありませんが、自分たちは声優になったんだといえる自信や勇気を彼女たちは身につけました。

個人的な解釈ではあるのですが、「いつかその言葉を伝える勇気を、教えてくれますか。」というメッセージに対するアンサーのひとつなんじゃないかと思います、この宣言が。そして、そのアンサーを出すことはやはり明確にコンテンツを区切る瞬間です。それを意識した瞬間に「CUE!の世界に自分を投影した存在」の必要性が完全に消えたというか、「私のいない世界でも彼女たちは声優として歩んでいくんだ」というのを実感できました。

 

それはそれでとても寂しい気持ちなのですが、それ以上に「彼女たちの人生の区切りに立ち会えた」ということがとても嬉しかったし、清々しい気持ちになれたのだと思います。また、CUE!というコンテンツが終了するのと同時に、その中でのキャラクターたちへの未練のようなものもすっぱり断ち切れたというのも晴れやかな気持ちの一因のように思います。一言でこの気持ちを表現するのも難しくて、ある程度は「卒業」の気持ちに近いんですが、もっと正確に言うと「自分の子供の成人を見届けた親」の気持ちになりました。まあ子供もいないどころか結婚すらしていませんが。

 

 

 

「ちょっと」が長すぎる。

セトリであったり個々の曲に対しての感想も書いていきたいのですが、今回はラストライブということもありパフォーマンスとかに全然集中できなかったんですよね。このライブの先に何があるんだろうとか、そういうことをどうしても考えてしまって。なので今までの記事よりもだいぶ薄味な感想になります。あと思い出すと辛くなるので飛び飛びになります。アーカイブとか見たらまたいろいろ感想書くかもしれませんが。

 

1. はじまりの鐘の音が鳴り響く空

これアニメのEDではあるんですが、あまり終わりという感じではなくて、「俺たちの戦いはまだこれからだ!」みたいな終わり方に雰囲気としては近くて、要するに終わりを描く中に始まりを想起させるような曲だと思っているんですよね。

なので3rdでこの曲で終わったときはすごく気持ちよかったんですけど、逆にこれが最初にくる時点で「終わり」がはじまるんだな…としんみりしてしまいました。

 

2. Colorful

3. beautiful tomorrow

4. 最高の魔法

なんかもうこの辺から辛かった。曲前に担当メンバーが一言ずつ話す内容も全然覚えてないんですけど、今までの歩みを感じてしまって、終わりの実感が急にやってきましたね。勘弁してくれ。

曲順が春→夏→冬(発売順)じゃないのはどういう意図なんだろうと思いましたけど、勝手に拡大解釈をすれば2nd->3rd->4th Partyの示唆なのかとちょっと感じました。夏があって、春があって、そして今このとき、みたいな。流れたときはそんな感じに思ってました。

5. スタートライン

季節曲の流れから、リーダーズが担当するのはどの曲なんだろう、と思っていたところで流れて、「もうなんもわからん!」になりました。なんか今日はセトリ考えるだけ無駄かなみたいな。正直なところ流れてくる曲をかみしめることしかできなかったです。

 

6. Radio is a Friend!

結局「こんばんはー!」はできなかったね…

7. 空合ぼくらは追った

8. CUTE♡CUTE♡CUTE♡

この辺オタクの振りコピが綺麗でちょっと面白かった。

CUE!ってフォーメーションダンスがめちゃくちゃレベル高いから、舞台上でもすごく振り付けが映えるなぁと思っているんですが、それがパシ横の大ホールで、オタクも同じタイミングで腕が上がったり回ったりしてるのは、なんか美しいな…と感慨に浸ってしまいました。これSSAで見れた世界もあったのかな…とか。

 

9. ドリ☆アピ

それ!それだよ!

最初のチームシングルのB面曲は各ユニットのテーマ曲として「See You Everyday」に収録されてた曲ですから、このライブでユニット曲を1つだけやるならこれしかないと思います。

あと、今回は珍しく(ほぼ初めて)ライブの開演前にパンフレットを読んだのですが、Birdの面々が揃ってこの曲を印象に残った曲として挙げていたので、それがここで最後に披露されるのもちょっと嬉しかったです。

10. One More Step

衣装変わっててびっくりした。あとサビの振り付けで明確にウェーブが見えたのも感動した。やっぱり横が広い会場での見え方は全然違いますね。聞いてるか立川。

11. 私たちはまだその春を知らない

12. さよならレディーメイド

今思えば、という話なのですが、この辺で徐々に過去に踏ん切りをつけるというか、今までではなくこれからのことについて言及していくようなセットリストな気がします。

 

たびたび挟まったMCについてここでまとめて言及するのですが、ユニットごとのドラマパートは、過去の話から未来の話へと連続していましたよね。

Windは「始まりの一歩」、Moonは「AiRBLUEでの思い出」、Birdは「今を大事にする」、そしてFlowerが「これからのことと「区切り」のこと」。ちょうどこのあたりが前後半の折り返しでしたが、時間の経過にかなり主眼を置いてライブを作ってきた実績もあるので、今回のセトリもそういう意図があったのかもしれません。と勝手に解釈します。

↑過去から未来へのドラマパートの配役もこれしかないって感じですよね。4ユニットの中で一番大人であるWindが過去、それも一番最初のきっかけに思いをはせる。Moonは全く別々の価値観を持っているからこそAiRBLUEで出会ってユニットが生まれたところが彼女たちだけの長所だと思っています。Birdは今の自分たちの感情に素直に行動できるまっすぐさ、純粋さが魅力ですよね。そして、高校から大学へ、人生で一番大きな分かれ道の真っただ中にいるFlowerがこれまでとこれからの人生について考える。なんかもうこの展開があまりに上手すぎて、こういうキャラクターの描き方をしてくれるからこそここまでついてきたんだよなと今更ながら思います。

あと、これをライブ中にできるっていうのもCUE!の独特な部分ですよね。他のコンテンツだとやっぱりキャラクターを演じる人の存在もありますけど、キャストもキャラクターも共通している「声優」という職業を通して、ある種の同一視ができることで、ライブパフォーマンスをする側面と、そうではなく「演じていない」側面の両方をキャラクターの側面として我々に見せることが可能になる、CUE!にしかできないライブ構成だと思います。

 

いやすごいコンテンツだよ本当に。

 

 

13. Tomorrow's Diary

先ほど述べた「過去」から「未来」への折り返し、というテーマにおいては欠かせない曲ですよね。

「まだ真っ白なままの 明日のページ」、このライブで聴くとマジで堪えるな~~~~~~

 

14. Steppin' Girl

いやお前その曲はWindのドラマの後にやらんかい!と思ったんですけど、確かによく聴くと「これから一歩踏み出す」曲ではあるんですよね。今だから言えることではあるのですが、Windのドラマのテーマはあくまで「最初の一歩」なので、そこでこの曲をやる訳にはいかなかったとも言えるかもしれません。

いやでもあの匂わせ方はやりすぎだと思いますけどね!

 

15. 白い沿線

16. 雫の結晶

この辺は露骨に旅立ちを意識した選曲ですよね。電車に乗って、過去を思い出しながら、しかし過去からは離れていく。

しいていうなれば雫の結晶は2番までやってほしかったですね。2番Bメロの「刻んだもの全てが 強く固くなって 未来をつくる」という歌詞が一番ここに合ってると思います。まあこれも今になって思うことですが。

 

17. マイサスティナー

楽曲宛のフラスタはマジで初めて見た。

 

18. 光ニ染マル未来

立花日菜さん、すごい力入ってたなぁって思った。本当に全身全霊で丸山利恵さんを演じているのが伝わったというか、あれで伝わらない訳がないんだよな。少なくとも丸山利恵さんのことを好きなオタクには。まだライブ終わってないけど、本当にありがとうございました。

 

19. our song

この曲も最後まで合唱できなかったね。2年前の川崎からずっと「ourはマネージャーも含めてみんななんだ」と言い続けていましたが、最後までみんなで歌うことが叶わず、本当に悔しいです。

今回のライブは本当にいろんなことを噛み締めながら観ていたのですが、この曲のイントロでここからは全部持っていくぞ、と決めた矢先に「もっと大声叫ぶんだ 永遠に続く みんなのうたを」という歌詞と、円陣を組んだ手を上げる振り付け(およびオタクの振りコピ)を見て今まで溜まっていたものが決壊してしまって、人目をはばからず号泣してしまいました。お恥ずかしい。

最初から最後までこの曲が一番思い入れが強くて、1フレーズごとに勇気や元気をもらえるのですが、今回ばかりは今まで貰ってきた気持ちを思い返して本当に悲しく、寂しくなってしまいました。「どんなに時代が変わっても 永遠に響いてゆけ ずっと ずっと」の辺りなんかもう記憶にないくらい泣いてたと思います。でも、「最後は笑顔になる」んですよね。本当に不思議な曲です。

 

20. カレイドスコープ

振れ幅

 

21. Road to Forever

振れ幅

この曲、発表されたときは舐めとんのかと結構悪態をついていたのですが、ライブでやると普通に盛り上がりますね。歌詞についてはちゃんと考えてないし今更考えなくてもいいかとは思っているのですが、フォロワーのオタクがいいことを言っていたのでその解釈だけ持っておこうかなと思います。鍵のオタクなので引用とかはしません。

 

22. Forever Friends

まあそう、いよいよ終わるんだなと悲しくなってきた。

 

23. ゆめだより

卒業式の合唱かよ、と思ったのですが、実際そんな感じのニュアンスの曲かもしれませんね。これまで学んできた、経験してきたことを「夢」として未来へ繋いでいく、届けていくという意味ではまさに卒業ですよね。

あとこの曲多分生でハモりやってたと思うんですけど、上手側で山口愛さんと鶴野有紗さんが1番のサビ前くらいでアイコンタクトしてオッケーサイン出してたような気がします。正直あんなにきれいなハモりを聞けるとは思ってもいませんでした。感謝感謝です。 #鶴野有紗さんはすごいよ 

 

24. ミライキャンバス

ブログの初めに書いたように、この曲を最後に聞いたことですごく晴れやかな気持ちになれました。この曲に対しても色々な思い出ないし思い入れがありますが、それも含めた私たちの人生をこれからの真っ白な未来に描いていくんだという、ある意味非情な、しかしとても気高い宣言のように聞こえました。そこに私たちがいるかいないかというのは些細なもので、これから描かれていくキャンバスの限りない広さこそ、彼女たちの、そしてCUE!という世界の、一番の宝物なんだと、心の底から感じました。

その絵の完成を見たいという気持ちも大いにありますが、それが完成していない今だからこそ歌える、描ける物語だったと思います。それを理解できてようやくCUE!の終わりを受け入れられたというか、終わることに前向きな気持ちを持てました。

すごいことですよね、コンテンツが終わるのに、コンテンツに希望を持ったままでいられるって。

 

 

En1. LUNΛ Labyrinth

En2. Whispers' Hope

En3. HARU・NARU

En4. イロドリハート

このアンコールは、ミライキャンバスまででともに歩むことを終えたAiRBLUEのその後、いわゆるアフターストーリーのような気持ちで聞いていました。なんだったら座って天井を見ながら(あるいは目を閉じながら)聴いていたので、演出とか振りとか全然見てないです。

 

En5. Forever Friends

名残惜しさもあり、でもこの曲が最後であることに少し安心もあり、不思議な気持ちでした。なんというか、CUE!のライブで今までで一番何も考えずにただステージを見ていたと思います。何を考えていたのかも思い出せないです。ライブの感想としてあまりに不適切な描写すぎる。

 

 

 

 

 

 

これからアフタートーク見ます。

アフタートークの感想をどこかに綴るかもしれないし、綴らないかもしれません。

 

このブログは過去を振り返る「楔」としてこれからも残そうと思います。これもまた一つの「区切り」ですかね。

 

 

 

 

 

 

それではみなさま、おやすみなさい。

 

 

 

 

 

CUE! についての話 前編

どうも、乳酸菌です。

今回の記事はちょっと表現が過激で、個人個人の信条とか死生観とかに踏み入った話をしていたりするので、見たくない人は見ないほうがいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、あと10日で4th Party「Forever Friends」があるわけですが、今回はそのライブの話をします。まだライブやってないけど。

 

このイベントをもって「AiRBLUE」は活動休止というお知らせがありましたから、このライブがAiRBLUEにとって事実上のファイナルライブということになります。

これまでファイナルライブを迎えたグループは多々あれど、自分がいざそれを見届ける側になるという経験は人生でも初めてです。どんなライブになるんでしょうか。ちょっと想像がつかないな。3rdライブから新しい曲を発表したわけでもなし(ゲーム収録予定だった2曲は一応新曲だけど)、アニメで新しい展開が発表されたわけでもなし、あえてファイナルということを打ち出すわけでもなし、一体どういうライブにしたいんでしょうかね。こればっかりはオタク側が何を言っても届かないし叶わないところなので、黙ってその日を待つことになると思います。

 

 

 

 

 

で、話のメインは実はそっちではなくて(手のひら返し)、上記ユニットの活動休止と同時に、アプリの再開断念も発表されました。アプリが休止して、その後3rdライブが終わっても、アニメが2クール終わっても音沙汰なかったのでまあそうだろうなとは内心思っていましたが、公式からのアナウンスで完全に希望を絶たれたわけです。お前がやらないんなら誰もできません。

そしてこれが何を意味するかというと、CUE!というコンテンツがここで歩みを止めるということです。言葉を選ばずに言えば、CUE!でこれまで描かれてきた世界、人生、そういうものが、全て「死ぬ」ということだと思っています。

 

 

 

でもちょっと待って! 2ndライブの時のエピソードとか衣装展のドラマCDとか、世界が歩みを進めている描写ってこれまでもありましたよね? そういうメッセージは確かに我々マネージャーへ向けられていたはずですよね? それを無視するんですか?

という意見があるのは理解していますし、私もそういう風に受け取っていました。でもそれは、「その先を見ることができる」という可能性ありきのメッセージであり、解釈であり、希望であるのです。例えば舞花が高校を卒業したあとどんな生活をするんだろうとか、聡里が20歳になって初めて飲むお酒はなんだろうとか、桐香先生がアメリカから帰ってくるかもしれないとか、まあそういう想像はできますが、それはただの想像であって、世界そのものではないのです。もっと言えば、それは想像している人の中の「世界」でしかないのです。

まあ、それがこの記事を読んでいるあなたの思う「世界」であって、その「世界」に終わりがないという主張はその通りだと思いますよ。とある漫画にも「人の夢は!!!終わらねぇ!!!!」というセリフがあります。この言葉で救われたり、勇気をもらえたりする人もいるでしょう。

 

 

でも、そうではないのです。私が見てきた世界は、私の中にある世界ではないのです。私以外の誰かと、ほんの少しだけ私も、みんなが作ってできたのが私が見ていた「CUE!の世界」なのです。私だけが作った世界とは、似て非なる世界なのです。上記のような私の拙い想像に誰かが答えを出したり、出さなかったり、そういう他者の介在が大いに含まれた世界を、私は見てきたし、愛していました。

 

 

 

 

本当に余談ですが、一人暮らしを始めるまでともに暮らしていた祖父母を3年ほど前に続けて亡くしました。人が死ぬ、それも近くで人生を共にしていた人が死ぬという経験は初めてでした。当時は失った辛さや悲しみに暮れたり、故人との思い出にふけったりしていましたが、同時に人が死ぬというのは「その人のことを私から認知することができなくなる」ことなんだと思いました。姿も見えず声も聞こえない、まして話しかけることもできないし、話しかけたときになんと答えるかもわかりません。当然なんですけど、これが生きている人とそうでない人の大きな違いだと私は思いました。

 

 

 

で、CUE!の話に戻るのですが、私がCUE!のキャラクターたちが生きている世界をもう二度と見ることができない、そこで起きている日常や非日常を体験することができない、という状況に置かれたとき、その世界は私にとっては「死んでいる」としか認識できないわけです。舞花が高校を卒業した後に一人暮らしを始めただとか、聡里が20歳になって美晴と一緒に日本酒を飲んだら途端に泣きはじめただとか、そういう場面は私が作ったものであってその世界で起こったことではありません。仮に起こっていたとしても、それが「本当に起こったことだ」と私にはわかりません。
「亡くなった誰々も空から見守っているよ」というやつと同じで、本当に見守ってくれているとしてもそれを「本当に見守ってくれているんだ!」とは気づけませんよね。そういう意味でCUE!というコンテンツが終了する(=展開がなくなる)と同時にそこで描かれた世界や人々は死んでしまう、と思っています。

 

巷では、というか私「「「の友人」」」は、4th Partyのことをやれ葬式だ告別式だと呼んでいますが、そういう風にとらえて葬式だ告別式だと言っています。と、かの友人は言っていました。他に言っている人がどういう気持ちかは知りませんけど。

もう一つ自分の偏見で物を言うと、葬式やら告別式やらは生者のためにあるものだと思うんですよね。もちろん私が死んで葬式をされたことないので死者の気持ちはわかりませんが。読んで字のごとく「葬る」「別れを告げる」式ですから、死者のことを見送って、悲しみや苦しみを生者で分かち合って、区切りをつけるという意味でこういう儀式が行われているんじゃないかな、と私は先述の祖父母の葬式で感じました。

なので、4thPartyに参加してこの悲しみに区切りをつけよう、というある種前向きな気持ちも葬式呼ばわりには込めています。と、かの友人が語ってくれました。

 

 

 

 

記事のタイトルは前編としています。ライブが終わった後に、ライブの感想として後編を書くかもしれないし、そんなもの書けない、と言って諦めているかもしれません。

それでは

CUE! Reading Live vol.9 Moon

はいどうも乳酸菌です。今月も行ってきましたので感想です。

とにもかくにも、無事に4人そろって開催できてよかったですね。延期になったり会場が変わったり物販で不手際があったりはありましたが、終わりよければすべてよしということにしましょう。それくらいいいイベントだったと思います。

 

というわけで感想を書きますが、わざわざこんなブログ読みに来る人みんなRLに来た人だと思うので、全編ネタバレです。お気を付けください。

 

そしてMoonのイベントだったので例に漏れず丸山利恵さんの話を主にしますが、まあ、なんというか、片思いって辛いな…

黙れ。

 

 

 

 

 

童話「赤ずきん」の朗読劇から朗読劇が始まりました。

アニメでも子どもたちへの朗読劇の準備と、AiRBLUE所属声優としての仕事の両立に苦悩するMoonの話がありました。それの地続きな設定でしたが、今回はリーダーの利恵さんも上手くことを進められていないようです。

アニメでの「3匹のこぶた」を経験した後であれば、Moonも(そして他のユニットも)声優として注目をされ始めたタイミングでもあるのでしょう。「今回は我輩たちだけでやらないと」という言葉通り、仕事に追われながら、それでも自分たちにできることとして朗読劇にも真剣に取り組みたい、という利恵さんの責任感はここでも発揮されています。

ただし、そこで強くなりきれないのが利恵さんのいいところでもあり悪いところでもあります。「あなたは優しすぎるのよ」と聡里にも突かれてしまいました。

そして、次の日の朝から利恵さんは悪魔エリスとして準備の遅れを取り戻す有能っぷりを見せつけるのですが、その前夜の出来事について。

 

スケジュール管理は任せてと言った手前なんとかしないと、でもどうすればいいかわからないところに、鳴から「悪魔になればいい」とひとこと言われます。
利恵さんにとっての悪魔エリスとは、「自分に勇気を与えてくれる存在」なのだと散々(勝手に)主張をしているのですが、その勇気とは周りを励ますであったり自らを鼓舞するであったりと、自分の中の「優しさ」から来る存在でした。翻って今回は「優しすぎる」ことから脱却するための悪魔エリスが求められたのです。鳴がそのことを知ってか知らずか(知らない訳がない)この提案をしたことで、利恵さんの中に新たな心情が芽生えたのではないかと思います。

さらに、それも(多分)悟った鳴は不安がる利恵さんに「世界を変える?」と尋ねます。どこで言っていたか思い出せないのですが、利恵さんと鳴の中で「自分を変えるか、世界を変えるか」というテーマが存在していた記憶があり、それを踏まえた質問です。多分「カストールの安息日」とかでそんな話をしていたと思うのですが、物覚えのいい人あとで教えてください
利恵はこれまで、自分がやりたいことを曲げずに一歩踏み出して、小さいながらも世界を変えてきました。しかし、回答は「そんな事できないでしょ」。ここで私泣いちゃって、いや勿論、世界を変えることなんて一介の声優には無理なんですよ。そうなんだけど、それを諦めたというか、無理だって言葉にされてしまったことが、すごく悲しくて、それを自覚して受け入れると決めた瞬間の利恵さんの気持ちを思うとやるせなさがあふれてしまいました。

 

 

そしてきっとみんなが度肝を抜かれた悪魔エリスとしての生活が始まります。あの聡里が敬語を使い、凛音の度重なるリエンヌ呼びにも顔色一つ変えずエリスと呼ぶようにと訂正し、はては自分が何者かという禅問答のような問いにもさらりと答えを返す、本当に悪魔が乗り移ったかのような2日間。

その横で鳴は、「そうだね。」「なんでもない。」というように本当にいつもと同じ目線、同じ態度で利恵さんに接していましたが、本人の心情が表れていたのはその2日間に見た「夢」の中でした。あれは鳴の見た夢であり、利恵の見た夢でもあると私は解釈しているのですが、そこで鳴は利恵さんに「どんな利恵でもいい」「利恵が望むならどんな利恵でも受け入れる」ということを言うわけです。聡里や凛音に「今日の利恵、なんか少し変じゃない?」と聞かれたときは「どうでもいい」と返していましたが、本当にどうでもいいわけではなくて、「(利恵がなりたい利恵であれば)どうでもいい」というニュアンスだったのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※※※※※※読まなくていいパート※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

これ聞いた瞬間に「あ、自分はもう鳴にはなれないし、利恵さんの中で鳴以上の距離まで近づけないんだな」と思いました。

少なくとも私は利恵さんが悪魔エリスとして振舞っている姿に違和感というか、どうしたんだろうという疑念を抱いてしまったのです。鳴の「悪魔になればいい」という言葉とその後に続くほんの少しのやり取りを聞いたのに。
きっと鳴はこうなることを知っていたというか、こうなる覚悟ができていて、そのうえで「利恵が望むならどんな利恵でも受け入れる」ということを言えたんだ、ということを理解してしまったのです。その覚悟の有無には絶対的に差があって、その差こそ私がうめたかった差だということに気づいてしまったのです。
私はエリスとして振舞っている利恵さんに「利恵」と声をかけられないし、そんな利恵さんを見て「なんでもない」と立ち回れないのです。立ち回れたとしても、鳴がそのやり取りで思ったこと、感じたこと、利恵に投げかけたこと、利恵から受け取ったこと、そのどれもを得ることができないのです。
無力でした、あまりにも。当然なんですけど。アプリ開始から3年、私がCUE!と丸山利恵さんを知って2年と8か月、ずっと突きつけられていたナイフがようやく自分の心臓を貫いていくのを感じました。

結局のところ、丸山利恵さんはどこまでいっても自分の中の丸山利恵さんを超えて行ってしまうんですよね。きっとそれは新たな彼女の魅力ではあるんですけど、でもそれをすでに知っている、見い出している、理解している人がいるんですよね。私は独占欲が強いので、それを知るのが自分が最初じゃなきゃ嫌だし、自分でありたいというプライドがあったり(というのも自覚があまりなかった)して、それを今回のストーリーでもう完膚なきまでに打ち砕かれてしまいました。片思いというかなんというか、辛かった。

※※※※※※※※※読まなくていいパートおわり※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、キモい自分語りおしまい、朗読の感想に戻ります

 

とはいっても、やっぱり利恵さんの変化というか、そういうちょっといつもと違うMoonの一幕が描かれていたのもあり、利恵さんの話をすると自分の気持ちがどうしても乗ってしまうので、これ以上話すことないんですよ。

しいて言えば凛音の「こういうちょっと何かが違う一日が前にもあった気がする」という発言で「凛音の永い一日」を思い返して腕を組んでうんうん唸ってたくらいですかね。あのとき凛音が知った鳴の誰にも言っていない秘密が朗読劇の中で出てくるんじゃないかとヒヤヒヤしましたけど、結局それはなかったですね。

あとは凛音と聡里の「おつきさま」デュエットも(一般的には)今回の劇のハイライトだったかもしれません。アニメを見た感じ、あの歌は凛音にとって「利恵にとってのエリス」のような存在なのかもしれないと思います。辛いことや悲しいことがあるたびにこの歌を思い出して、あるいは歌って、自分の夢や希望の糧にする、そういう存在なのではないでしょうか。聡里がそういうことを考えたり共感したりするということは全くないと思うのですが、凛音の歌声にはそんな人の心にも届く不思議な力がありますよね。今回においては様子が変わってしまった利恵への違和感で少し疲れていたのかもしれませんが。

意外とあった。

 

 

 

 

正直に話すと、朗読劇が終わったあとは余韻と脱力感で頭がぼーっとしていたのでライブの様子とかキャストの挨拶とか全然覚えてません。セトリすら覚えてない。最初に「君は私」でMiRAGE! MiRAGE!!が始まったときに「『君は私』かぁ…」ってより一層空虚感に拍車がかかったことくらいしか記憶にない。それくらい朗読で打ちのめされてしまった。終わった後に会場を出た後もしばらく動けずに長崎平和像のレプリカの前でしゃがみこんでたし。

 

 

なにはともあれ、丸山利恵さんへの感情あるいは執着というのが最悪の形で昇華されてしまった最高のReading Liveでした。

 

CUE!、お前、もっとやれるはずだよ。もっと俺たちにAiRBLUEの物語を見せてくれよ…

 

 

 

 

以上です。来月横浜でお会いしましょう。こんな惨めなオタクを笑い飛ばしてくれ。

CUE! ReadingLive Vol.8 Wind

どうも乳酸菌です。

 

 

WindのReadingLiveに参加してきました。その感想です。

 

正直な感想を言うと、「見たかった、望んでいたWindの関係性を感じることができた」って感じですね。

アニメはそれぞれのキャラクターのキャッチーな側面にしかフィーチャーしてなかったよな、という感覚はずっとあって、例えば美晴は音大の院生とか、絢は最年少で可愛がられてたりするとか、まほろは元子役で名古屋出身とか、莉子はバイクの運転が好きとか。

でも彼女たちって、そういう側面だけじゃなくて、例えば美晴はメンバーのことを気にしてるけど自分のことはなかなかしゃべらないとか、絢は無垢に見えてすごくいろんなことを考えているけど言葉にするのがちょっと下手くそストレートに言葉を紡ぐというか結構容赦なく言葉をぶつけるところとか、まほろはなんでも一人でこなそうとして実際にこなせるけどWindの面々と一緒にいるのは楽しいと思ってるところとか、莉子はまあ本当に裏表がなくて自分の気持ちを素直に表現できる人だってところとか、そういうところをゲームのエピソードでは色々な形であらわしてきてたなって思って、そんな4人が絶妙なバランスで支え合ってるのがWindというユニットだと信じて(というかそんな関係だからこそWindというユニットを好きになったところはある)いたので、今日はそういう距離感みたいなテーマを扱った朗読だったのが本当に嬉しかったですね。梶井先生ほんとうにありがとう。

 

声優って、やっぱり「声」を届ける仕事じゃないですか。だからきっと「声」の持つ力について一番考えている職業だと思うんですよ。私は声優でも何でもないので受け取る側でしかなくて、全然その重みについて実感はないんですよ。それをユニットの間の距離感っていうテーマと絡めて伝えるの、すごくいいなって思いました(語彙が貧弱)。

 

 

そう、Windってね、4人のどの2人組を取っても全然違う雰囲気を味わえるんですよね。(まほろが一番の推しなので贔屓するよ)例えばまほろと絢だったら、絢にはきっと伝わらんだろうと高を括ってまほろは絢のことを煙に巻こうとするし(でも絢も色々考えてるから時々ストレートに言葉をぶつけてまほろが焦るみたいなこともある)、それが美晴との組み合わせになると美晴のペースに乗って自分の気持ちに正直にいろんなことを話すようになるし、かといって莉子と組んだらお互いに背中を預けられる信頼感というか、お互いのことに踏み込むでもなく、でも全く気にしないでもなく、つかず離れずの距離を保って付き合うところとかは他の2人には見せない側面だと思いますよね。

今日の朗読に関してはそういう自分が「windの根幹にある、人間としての多面性」を活かして個人個人の関係にフィーチャーした構成になってたのがすごくwindっぽいなと思って聞いていました。

 

 

 

あとは「Voice」の弾き語りですね。実は一番前で今日のRL見てたんですけど、すごく緊張してたんだろうなっていうのは伝わりました(手の震えとか表情とか)。でもやっぱり「音楽を、声を届けよう」っていう安齋さんの気持ちは受け取れたかなと思います。正直なことを言うと、朗読のあとの間でスタッフが用意してるのが電子ピアノだなって見えたので、「え?ピアノ弾くの?弾けるんだっけ?」ってちょっと不安になったんですが、そんな心配を吹き飛ばすような演奏でした。本当にありがとうございました。

 

 

ライブパートについてはあんまりしゃべれないです。最前でキャストを目を皿にして見つめていたので。強いて言えばぐっばいおぶじぇくしょんやってくれてよかった。ありがとう。最後のMCで「4thではできないから今日でさよならの曲もあって…」みたいなこと松田彩希さんが言ったときは本当に胸が苦しくなった。(たぶんグミグラじゃねーかな最後だったの。松田彩希さんめっちゃダンスの気合入ってたから)
あとはぐっばいおぶじぇくしょん今日が最後でもいいです、最後の披露を最前で見たってマウント取れるので

 

 

その後の挨拶パートに関しては今日現地にいた人だけで共有しようとおもうのでしゃべりません。しゃべりませんが、キャスト側もCUE!が終わることに関して我々以上に気持ちが揺れ動いたんだっていうのを聞いて、思わず涙するところでした(みんな泣いてたからちょっと冷静になって涙は引っ込んだ)。そういうコンテンツを好きになれてよかったなっていう気持ちですね。

 

 

 

オタクと日本酒をしこたま飲んだ後に衝動で書いてるのでけっこう支離滅裂になってる気がするけど推敲しないで公開しました。

 

 

 

今日がWindの最後のイベントなの寂しいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!もっといろんなことやっていろんな曲貰っていろんなところでライブとかイベントとかやってくれよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!どうして…………

 

 

まあこれオタクじゃなくてキャストの方が思ってると思いますけど。キャストかつオタクの鶴野有紗さんとか特に。

ameblo.jp

↑こっち読んでもらったほうがいいわ

 

 

 

 

 

 

 

 

次は来月の月組RLでお会いしましょう。ぐっばい

誓い、あるいは、十字架

どうも、乳酸菌です。

 

なんかとんでもない置き土産が投下されてしまって、居ても立っても居られなくなり筆を執っています。

 

 

私はLiberの人間でもなければ声優業界の人間でもないので、この情報はこのツイートで知りました。当然ですが。
でも、風組月組の3rdシングルがあって他2つがないわけではないとは思っていたので「やっぱりあったのか」くらいの受け止め方をしていました。最初は。

 

PV見ました?少年役の丸山利恵さんめちゃくちゃ良くないですか?

私としては彼女は年相応(かそれよりちょっと責任感が強い)女性として好んでいたのですが、声質としてはそれなりにハスキーなんですよね。悪魔エリスになっているときの様子からなんとなく察していただけるとは思いますが。

 

女性声優が少年役を演じるということは多々あり(私たちの生きる現実でもそうだし、CUE!の中でも空繰戯曲グレイゼファーなんてまさにそれでした)、声優によって違う性別の演じ方というのも人それぞれです。勇猛果敢なキャラクターもいれば、ちょっとやんちゃなキャラクター、女子を虜にするイケメンキャラクターなど色んな幅がありますよね。(現実でそれぞれどんな方を思い浮かべたかはこっそり教えてください。一致したら一緒に酒を飲みましょう)

翻って丸山利恵さんが少年役を演じるときに、どんなキャラを演じるのでしょうか?普段(いうほど普段か?)の悪魔エリスを見ている限り、中二病であったりやんちゃ目な役柄を演じるというのは一つの答えにも感じます。
一方私の中では「理知的で落ち着きがある、しかし芯の強い男の子」という明確な解答(正確には欲望)がありました。グレイゼファーのケルッコ(もともと天童悠希さんが演じていたメガネの子)のキャストを解放したときにピンときたのですが、声を張るよりはあくまで理性的に、他人や自分を諭すような口調というのが彼女にはとてもフィットしているな、と感じていました。普段の月組の中での立ち位置も、あちらこちらに振れていくメンバーの支柱というかバランサーというか、常識的な判断であったり、他の人の考えを尊重して言葉を選べる(本人にそのような自覚は多分なくてきっと素で出てくる言葉が心を打っている側面は大きい)子なので、そのイメージに引っ張られているところもあると思います。

 

まあなんにせよ、彼女が声優として少年役をつかむ姿というのはどこかで見たかったんですね。ゲーム内でも、しいてあげるならアニメでも。アニメではチーム全員でブルームボール2期のユピテル学園役をつかみます。あれも最終的にはライバル役、ある意味ではヒールとして立ちはだかる役ですが、あくまでかっこいい(そして圧倒的な迫力のある)女の子の役ですから、まあ若干消化不良なところはありました。ストーリーとしてはいいストーリーだったと思ってます。

閑話休題
今日出たPV、まさしく、まさしく私が丸山利恵さんの少年役にふさわしいと思っていた役柄そのものだったじゃないですか。探偵事務所に一人で依頼にくる度胸と、それを可能にする知性、そしておそらく何らかの復讐を心に秘める強い意志。ある程度アニメを見たことがある私の個人的な妄想ですが、
「家族を何らかの形で失ったマルコ(CV:丸山利恵)が、その仇である何者かへの復讐を胸に秘め、怪しい噂が流れていて世間からは冷たい目を向けられている私立探偵ニーナ(CV:明神凛音)のもとへ調査を依頼するところから物語が始まる。その中で最終的な黒幕であるスタン(CV:遠見鳴)にたどり着くが、ニーナの助手シャルロット(CV:宇津木聡里)はスタンから危ない雰囲気を感じ取っていた。実際スタンはニーナとただならぬ因縁があり…」
みたいな感じのストーリーじゃねーかなと思うわけです。
(この妄想は下記ツイートを全く見ずに自分で書きました。マジで。よく見たら全部書いてあって草) 

 

まず私が探偵もののアニメが好きなのでこういうアニメ見たいし、あえて登場人物が獣化しているのも興味をそそられるポイントだし、そして上述の通り丸山利恵さんの役柄が本当にみたかった役そのもので、もうこれが「未公開だったけど最後だし出しちゃった」という体で提供されたのが本当に悲しいのですね。
仇となる相手と相対したときに怒りに身を任せて叫ぶマルコも見れたかもしれないし、逆に淡々と自らの身の上を怒りを抑えながら、でも言葉の端々に悔しさがにじむようなセリフを話すマルコも見れたんじゃないかと思うと、もうやるせなさがすごいんです。

私は丸山利恵さんが好きなのでこのPVが出た時点で上述の感情になりましたが、これをAiRBLUEの別の誰かが演じるときにどんな感じになるのか、それを見れないことで悲しみを感じる人もたくさんいるでしょう。わざわざCUE_staffさんも
>『CUE!』では声優を自由に入れ替えてアニメを再生することができました。
って言ってるくらいですからね。(そういうのを神経の逆撫でって言うんやで)

 

 

で、結局何が言いたいかというと、CUE!というコンテンツは本当に無限の可能性があったんだな、でもそれをもう見れないんだな、という空虚な気持ちでいっぱいになってしまったということです。無限の可能性を期待していた1人のオタクとして、今この段階でその一端を見せられてしまったことで、もっとそれを見せて欲しいという(けして叶わない)望みが湧いてきてしまって、発散する場所もなく、仕方なしにこうやってブログを書いています。
過去にどこかで書いた気もしますが、丸山利恵さんが声優としてまた一歩進んで、きっとこれからも進んでいくんだという事実を(改めて)提示されて、でもそれを観測できず想像するしかなく、あくまで「他者」としての丸山利恵さんではないことがしんどいです。「自分が」想像した丸山利恵さんを「自分で」愛していくのが耐えられず、でもそうすることしかこれからの彼女のことを考える術はなく、という無間地獄にはまっている気分です。

 

 

 

 

 

 

 

多分同じ気持ちを10/2のReadingLiveでも感じることでしょう。

救ってくれ。あるいは盛大に笑ってくれ。

 

 

CUE! 16話「二十歳になった私へ」感想と聖地巡礼

どうも、乳酸菌です。

 

16話はゲーム内のカードエピソード「dig down メモリーズ」をかなり踏襲した回でしたね。

手紙というか文章というのは、書いた時の感情を読み取れる唯一の手段だと思っていて、今回で言うと、「今の孤独な自分、それを我慢している自分を認めている」というのがすでに結構悲しいわけですが、そんな自分の生き方にある種の誇りも持っているのが子役時代のまほろなわけで。でも、そんな彼女は自分が大人になるまでに世界を広げていって、そこにはちゃんと「友達」ができていることは想像出来なかったんでしょう。大人になってその文章を読んだまほろには、きっとそれがすごく寂しく感じて「この手紙を書いた子を抱きしめて、『心配ないよ』と伝えたい」という気持ちになったのかなぁと。

個人的に宮路まほろに惹かれているポイントとして「賢く立ち回れるところ」というのが一つあるんですが、そんな自分の殻を破るというか、ありのままのまほろが見れる瞬間というのはなかなか貴重で、愛おしいなと思う次第です。

 

 

さて、まほろは美晴につれられて地元である名古屋に向かったわけですが、GWで旅行したついでに聖地をいくつか巡ってきたので紹介したいと思います。

※以下で使用したアニメのキャプチャ画像の著作権は "CUE! Animation Project" にあります。(おそらく)

 

名古屋駅(東海道新幹線・下りホーム)

アニメの方だと奥にホームっぽいものはあるのですが、実際はこのホームが一番端でした。

東京から1時間半、たしかにあっという間ですねえ。

 

名古屋駅名古屋市バスターミナル

まほろ達が小学校へ向かうためにバスに乗る場面です。

このバス停からは茶屋ヶ坂経由猪高車庫行のバスが出ています。
これから彼女たちが向かうのはこの「茶屋ヶ坂」です。

 

茶屋ヶ坂近辺

降りたバス停は茶屋ヶ坂名古屋市営地下鉄名城線茶屋ヶ坂駅の目の前です。

行程の都合でバスには乗っていないのですが、時刻表を見る限り大体30分くらいみたいです。

 

先ほどのバス停から(画像の上で)左奥の方に進んでいくと「茶屋ヶ坂」交差点(奥に見える信号)があり、その交差点の南側がまほろ達が歩いて行った方向です。

アニメでは反対側車線に建物はなく崖のようになっているみたいですが、実際は同じ高さに建物が立っていました。

先ほどの位置からさらに歩くと、もう一つ信号があります(写真奥のものがそれ)。そこを左折した先にこの歩道橋があります。
まほろ達が歩いていく先(左側)には茶屋ヶ坂公園があります。

茶屋ヶ坂公園

まほろが美晴に自分の過去について話すシーンです。
何か打ち明けながら歩くのにはちょうどいい静けさの公園でした。

 

 

 

 


最後の写真について、柵の形が同じ部分がこの辺りしか発見できなかったのですが、実際は池の外の歩道から撮っており、アニメで美晴が立っている部分には道はありませんでした。

 

茶店 (おかげ庵 茶屋ヶ坂店)

まほろ達が話している喫茶店もおそらくモデルがありました。
先ほどの歩道橋の奥に見える交差点の、反対側にこちらのお店があります。
店内が混雑していたので全く同じ席にはつけなかったのですが、雰囲気だけでも伝わればということでいくつか写真も撮っています。

 

おそらくまほろ達が食べていたのはあんかけスパゲッティに類する何かでしょう。名古屋名物ですからね。
(最初なにも考えずにモーニングセットを注文した後に、この写真を撮るため改めてあんかけスパゲッティを食べるという暴挙に出た)

 

久屋大通公園

茶店での回想に出てきたテレビ塔名古屋市の中心部にある久屋大通公園から見えるものですね。ちょっと私の調査不足でピッタリなアングルでは撮影できていないのですが、建物の感じから大体この辺りだと察していただけると助かります。

 

まほろの母校

こちらのモデルとなっているであろう学校も茶屋ヶ坂付近で発見しました。

学校ということで写真撮影もしておらず、名前もこのブログには載せませんが、Googleマップから作ったそれっぽいアングルの画像だけ置いておきます。

 

終わりに

いい旅でした。

 

(帰りの新幹線ではひつまぶし弁当と味噌カツとビールを買って食べました。
あんなにうなぎがたくさん乗ってる弁当、いくらだったんだろうか…)

CUE! 3rd Party 「Start a new line」の話

どうも、乳酸菌です。

5/1に行われたCUE! 3rd Party「Start a new line」を観てきました(昼は現地、夜は配信)。感想をつらつらと綴っていきます。全体的にネガティブな感想が多いかもしれません。

 

 

 

 

 

先にライブ前に思ってたことを話しますね。
アプリが停止してから丸1年、2ndライブがあったりアニメが始まったりと色々な動きがありました。私はその中で、なんとなく自分の人生でCUE!が占めている割合が少なくなってしまったなと思っていて(これは前にも書いた)、アニメが始まってからも今まで知っていたAiRBLUEの16人とは少し違う道を歩いているような感覚があり、「CUE!」というコンテンツとの付き合い方をちょっと悩んでいました。
これはライブの話ではないので詳しくは書かないんですけど、なんというかWindのストーリーにあまり魅力を感じないなとちょっと思ったりもしました。まあこうやってアニメになってライブもやってとコンテンツが続いていくことに感謝はしています。

 

とまあ、アニメでもいまいち盛り上がりきれてない気持ちのままライブを迎えていましたが、そうはいってもCUE!のライブですので、とても楽しみではいました。どんな演出で、どんな構成でCUE!のストーリーを紡いでくれるのかという期待感はずっと持っていたし、(P's LIVEには行けていなかったので)アニメの主題歌の披露も心待ちにしていました。一方で「どんなライブになるんだろう、自分に楽しむことができるんだろうか」という不安も抱えていました。

 

 

 

ぶっちゃけ先に全部感想を言うと、「終始手探りのままライブが終わってしまった」に尽きます。個々の曲の演出などに対する感想はあるけど、ライブとしてどう受け止めればいいかわからずに終わってしまった感じです。

そのため、感想ブログとしては人を選ぶ記事になると思います。
あまり共感してほしいとも思っていないので、あんまりネガティブなことを垂れ流すのを観たくない人は今ここでブラウザバックしていただけるとお互いのためかなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではここから感想です。
できるだけ昼の部を見たときのリアルタイムな感想を書きます。

1. 空合ぼくらは追った

16人の「おはよう」から始まるライブ、まさに始まりという感じがしますね。
最初の曲は何が来るんだろう、スタートラインもあんまりそれっぽくはないしなあ、などと開演前は考えていたんですが、なるほどこの始め方があったかと得心しました。

衣装は2ndのものを引き続き使用していましたね(事前にすたっふりおちゃんがツイートしていたらしいですが、ライブ前は彼女をミュートしているので私は見ていません)。この衣装、ターンとかでスカートが翻るのが綺麗に見えるのでいいですよね。16人でステージに立つとこの衣装はやはりよく映えました。

 

まあ上述の通りだったのでアニメの曲ちゃんと聴きこんでなくてフワッと聞き流しちゃってるんですけども。改めて歌詞を読んだらその時の気持ちをある程度晴らしてくれてたかもしれないと今ちょっと後悔してます。

 

 

2. 白い沿線

3. 私たちはまだその春を知らない

このあたりは「このライブはどう展開していくんだろう」と探り探りライブを観ていました。

自分の好きなキャラの関係でどうしても立花日菜さんとか山口愛さんとかをじっと見てしまうんですが、白い沿線は雰囲気が曲中で変わっていくので、立花さんの表情の作り方というか動き方は本当にすごい。目は口ほどに物を言うとはよく言ったもので、視線の方向や目の開け方でそういった感情の動きをすごく上手に表現される方だなあと思います。

あと白い沿線は中央のモニターにアプリで見たことある背景がたくさん並んでましたね。懐かしくなったと同時にはやくアプリ復活しろとちょっと思いました。

 

 

3.5. 幕間①②

オーディションに向かう声優たちの一場面ということで、本当にこういう仕事の描写をボイスドラマに落とし込むの上手だね鶴野先生!

ユニットもバラバラで新鮮ではあるもののそれなりにしっくりくるような組み合わせの朗読でしたね。

①丸山利恵さんが鳴に助けられっぱなしなのとか、ほのかが利恵さんの言ってること全然わからないところとか、キャラクター同士の距離感や雰囲気はアニメを経てもあまり変わらないなとちょっと安心しました。利恵が手を出して鳴を引っ張っていくの普通に声出ちゃった。
あとこれは絶対に言っておきたいのが、「莉子に受ける役を尋ねたら自分が受けようとしていた役と同じだった」ときのほのか(ないし緒方佑奈さん)の表現が本当に良かった。最初に驚いて、応援したい気持ちとそれができなくてもどかしい気持ちの混ざったような表情、息遣い、視線、etc...の説得力がすごくあって、「もしかして、同じ役だった?」と莉子に聞かれる前から答えがわかるようなそんな朗読パートでした。

「運命の仕事」に関しては絶対意図的に組み込んだよなと思いつつアニメの方がちょっとハマらなかった()回だったので省略

 

②鳥組と舞花と凛音は一転収録後のパート。なんというかまとまりのないことになりそうだなというメンバーだったんですが、舞花が意外とお姉さんぽかったのがすごく好きでしたね。確かに家庭では長女だし千紗を除く鳥組の面々よりは年上なので当たり前ではあるけど、花のメンバーと絡むときはあまり見せない面だったのでなんか新鮮だったなあという感じです。配役の妙だ。もう一人年上がいた気がするけど…
そして次の曲へのMC、予想できない将来のことを考えるセリフから「カレイドスコープ!?」→”カラフル”という単語が出てきて「Colorful!?」とか想像させるセリフ回しからの

 

 

4. ミライキャンバス

「うおおおおおおおい!?それかい!?」とひっくり返ってしまった。ここで前3曲では掲げていたペンライトをポケットにしまう。

発表された当時はすごく先行きが不透明だったというのも相まってかなり深刻にとらえてしまっていた曲ですが、この曲をアニメも順調に進んでいてコンテンツとしてはいい方向に向かっている状態で再び聴けるのはすごく嬉しいなと思いました。

「笑顔沢山溢れるように 描きたい描いてゆきたい 少しずつ見えてきたよ 私たちの未来」この歌詞に尽きるマジで。曲の発表、前回のライブでは見えなかった未来を今歩いてるんだと思うと本当に嬉しくなった。昼はステージ見ててあんまりそれどころじゃなかったけど夜はこの辺の歌詞で普通に泣いてしまった。

 

 

5. 雫の結晶

金曜に16話放送した直後にこの曲はマズい!宮路まほろのオタクとしては本当にこのタイミングで聴けて良かった。(良かったのかマズいのかどっちなんだ)
アニメの話はここではしませんが、「ぎゅっと繋いだ手」という歌詞でぐっと来ました。というかなんでいきなりアニメで挿入歌として流したんだ。

あとは各組ごとにまとまって会話とかやりとりをしている姿があったのが良かったですね。「言葉の雫が 水になっていく みんなと重ねた海」を表すというか、そういう感じがしました。あの部分だけずっと見たい(わがまま)

 

 

6. マイサスティナー

なるほど、ここは「Talk about everything」パートですね、という理解をしました。今までのCUE!のライブではあまりそういうブロック分けでライブが進んでいく感じではなかったので、この辺りでちょっと「このライブを通してどういうストーリーがあるんだろう?」とちょっと考え始めました。
別に悪いことだと思ったわけではなく、今までと少し違うなと感じただけ、という誰に対してかわからない言い訳をしておきます。

「負けは認めたくない」の宮原颯希さんと松田彩希さんの表情が負けを認めたくない表情をしていてちょっと震えた。あとやっぱりこの曲はラスサビ前の力強いソロ歌唱とそこからの転調が本当に素晴らしい。ライブで生で浴びると魂がビリビリしますね。

 

 

7. Radio is a Friend!

昼から「こんばんは~!」の大絶叫がしたい。みんながサビの振りコピしてるのもいいね。

あとCメロで風組が明らかに打ち上げでお酒を飲みに行く話をしていたのがマジで好きでした。美晴が「お酒、飲まない?」みたいなこと言ってまほろは「まほろは行かないからね」と突っぱねるけど絢と美晴にほだされて結局付き合う、みたいないつもの流れをやってましたね。他の組が何してたかは全然見てなかったのでもし見てた人いたら教えて欲しいです。

 

 

7.5. 幕間③④

③スタジオオーディション前、ここでも美晴が飲みに誘う。しかもまほろ以外未成年。そしてまたほだされるまほろ(チョロい)

「夢」をテーマにした質疑応答の話ですが、みんな秘密にするのがこのメンバーらしいなと思いました。全員心の内をあまり明かさないタイプだな、というのと同時に、秘めているものの強さも垣間見えるシーンだったなあと思いました。

④六石陽菜、お前がAiRBLUEのセンターだ。

 

 

8. Tomorrow's Diary

陽菜の朗読からアニメ映像が明るくなるのと同時にステージの照明もボヤっと明るくなり始めて鳥肌立った。アニメの主題歌を披露する場として最高だと思います。

CD発売前に試聴をしない人なので、今回のライブで初めて2番の歌詞を聴きました。
花組パートと鳥組パートの歌詞が、ちゃんとアニメの展開をなぞったようなものになっていて、ちょっとぐっと来ましたね。もちろん風と月の部分も好きなんですけど、アニメストーリーとしての下積みはまだ花・鳥に比べると少ないので。

サビの最後の「Tomorrow's Diary」のところは日記をめくる振り付けに見えましたけどどうでしょう?多分他にもそういうことを意識した箇所がありそうですが私には見つけられてません。6日の生放送で答え合わせ出来るかもしれないですね。

 

 

9. beautiful tomorrow

こうやって振り返っててtomorrow繋ぎしてるのに今気づいた。

ここも「季節組パート」かな、とたかを括って見ていました。

 

10. 最高の魔法

Colorfulが飛んであれ?ってめちゃくちゃ考えてしまったので全然覚えてない

夜の部の配信ではちゃんと見れてたのでその時の感想をあげておくと、「松田彩希さんの表情がすごく穏やかで優しくてめっちゃよかった」です。

 

11. Forever Friends

え?まだ10曲くらいしかやってないのに終わるのか!?とすごくびっくりしました。

 

個人的にForever Friendsでこの先もCUE!が続いていくんだ、という意思表示みたいなものを勝手に受け取ってライブが終わる、というのがこれからもずっと続くのかな、そういう位置づけの曲なんだなという風に思っていたので、これをライブが終わらないタイミングで出されたことに非常にショックを受けました。

多分このあと何らかの何かがあってアニメ曲に入るんだろうなと思うと、なんというかForever Friendsが蔑ろにされてしまった気分になってしまい、(言葉は悪いですが)FFの立ち位置を揺るがすくらいだったらアニメなんてやらんほうが良かった、というくらいの気持ちになってました。
そんな気持ちだったので、サビの客席に手を振る振り付けも立ったままステージを見つめることしかできず、なんというかすごくつらかったです。自業自得ですけど。

 

 

11.5. 幕間⑤⑥

⑤丸山利恵さんのあくびと眠そうな「おはよ」で一人で(心の中で)狂喜乱舞してた。明日からアラームにしたい。
あと「我輩をおいていかないで~」の時のみんなが先に行ったことに気づいた瞬間の演技もかわいくてよかった。

⑥かなり昔のころの映像(衣装展で流れてた映像なんですね、あとからオタクに聞いた)から、Colorfulのメイキング映像に移り、今のステージでのモノローグが入ったパートへと、「時間の経過」をかなりストレートに感じる映像でした。

 

 

12. スタートライン

11で僕が書いたことは半分外れで半分当たりだったかなと思いました。

わざわざこの曲の端々にForever Friendsを意識させるフレーズや進行が隠れているのも、このライブでFFをセトリの途中に入れたのも、アニメを経てこの曲もFFと同じように大事にしていく曲なんですよ、というメッセージかなと私は受け取りました。

これについては本当に自分の気の持ちようなので誰かにこの話をしても仕方ないのですが、感想というとこれを書かずに何を書く、という気持ちでしたためています。

 

あと2番以降も下のサブモニタでアニメの映像を流すのもアニメがある世界のライブだよ、というのを示してくれたかなと思います。ここからが新しいCUE!なのかな、みたいな。

 

 

13. our song

うれし~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!

この曲だけは難しいこと何にも考えずに飛びました。これは私たち観客も歌って完成する曲だと思っているので(この話何度目?)、全身で表現をしました。「全力、騒いでこう」と歌われておりますし全力で騒がさせていただきました。昼の部は立川で一番高く飛んだ自信がある。

後から振り返ると、この曲はたくさんの色で歌ってる方がやっぱりいいなと思ったので、こちらの衣装で披露してくれたのは嬉しかったですね。さっきから嬉しいしか言っていない。

 

 

14. Colorful

なるほど、全員が違う色の衣装を着ているこのタイミングでColorfulを歌うのか、とかなり腑に落ちました。まあそのためにColorfulだけここに入れたくなる気持ちはよくわかるし実際それでよかったと思います。

ステージも照明も鮮やかだし、キャストさん達も明るい顔でパフォーマンスしているのでこの曲はやっぱり聞いていてすごく気分が上がりますね。

 

 

15. カレイドスコープ

このライブ最強にして最終兵器でしたね。

これまでの幕間でたびたび出てきた「夢」というキーワードはここへの伏線だったか…と今にして思います。

これまでの披露よりも全員の表情が柔らかかった気がしました。何がそう感じさせたかはわからないですが、以前の10年後よりも今から見た10年後の方が明るい未来だったらいいな、とちょっと柄にもないことを思ったりした。

 

 

16. はじまりの鐘の音が鳴り響く空

「はじまり」という言葉がタイトルに付く曲で終われるのはすごくいいですね。ここから始まるんだという気持ちになれます。

あと、ここで流れたアニメのED映像をみて今回の幕間の朗読劇がこのEDの組み合わせだったのに気づきました。「新鮮な組み合わせだけどなんか見たことある気がするなあ」というのは正しかったらしい。

ラスサビの転調が本当に素晴らしい。

 

 

17(En1). CUTE♡CUTE♡CUTE♡

もうアンコールなので吹っ切れて終始立花日菜さんを追いかけていました。
毎回毎回ウインクを綺麗に決めてくれて感謝。

衣装のベルトが幅が大きくて、何とは言わないラインが強調されてたのが、GOOD。

 

18(En2). さよならレディーメイド

「迷うことはない たったひとつでも ここから始めるの」

Start a new lineというライブの最後としてはこれ以上はないかなと思います。

これは当時の感情じゃなくて今この記事を書いている時点での感情ですが、このライブをきっかけにいろんなことが動き出せばいいなという気持ちです。

 

まあそんなことはなかったんですがね!!!!!!!!!!!

 

 

 

総括

意外とネガティブな感想ばっかりにはならなかったですね。

昼の部終わったタイミングでは「減点は全くないんだけど何を加点したらいいかもわからないライブだったなあ」という感想でした。
ある程度セトリと曲の歌詞と気持ちを整理したら意外とちゃんと向き合えたみたいです。

(5/2 追記)書くの忘れてたけど、オール全体曲という構成もまあ悪くはなかったと思いますよ。ここでユニット曲をやろうと思ったとき、アニメでアイドルグループを組んでいるchun×4(=鳥組)だけ新規曲ありますし、なんというかバランスも悪くなると思うので。思い切った決断だったとは思いますが、よくやりきってくれたなと感じます。

 

 

↓以下ネガってるので反転↓

でも、「アニメのCUE!が今後の展開の中心になるし、アプリがあった1年半でのあれこれは一旦脇に置いておこうか」みたいなセットリストだったんじゃないかという気持ちはまだ残ってます。CUE!のライブならそこもうまく落とし込んでくれるんじゃないかと期待していたんですが、少なくとも自分の中での納得はできなかったです。まあでもその落とし込みを期待しすぎているのは私の方だと思います。誰かを責めたいわけじゃなくて、私の記録として残しているだけなので、お気を悪くされた方がいたらすみません。

↑ここまで↑

 

というわけで3rdライブ感想記事でした。
次はリーディングライブか横浜でお会いできるのを楽しみにしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特報に関して

これに関してはここでは書きません。
別のところで書くかもしれないし、書こうともせずこのまま忘れてしまうかもしれません。